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『夢を売る男』

たまには、活字に触れないと・・・
今、話題の百田尚樹さんの本を読んだ。
推理小説でも読んでいるかのような、ドキドキ感。
人の持つ野心の見え隠れが愚かにも恐ろしくも感じられた。
どこかで自分が頂点にでも立てそうな、そんな正しく『夢』に気付かないいままの姿が、他人からは冷静なのだが。
編集部長の牛河原の言葉が、人の心の裏の裏まで小説を通じて著されているようで、私も過去のいろいろな欲深さを考えた。
この本の作者が、よく見ていたテレビの『探偵ナイトスクープ』の放送作家だったとは・・・
隠れていた才能?
しかし、『夢』も追いかけなくなると人は寂しいもの・・・
もしかして、私も夢を買って貰っている時があるのかも知れない。
そして、それ事態に自分が気付いてないのなら、恐ろしいようでもある。
by musicland-2011 | 2013-12-11 17:13 | 読書

周南市の山奥でピアノを教えています(^^)


by 山のなかの音楽教室